伊和の匠
2018.05.15 Tuesday
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cl: 丹波の黒太郎
「伊和に二人の匠あり」
「伊和の匠」は高路康雄、藤塚瑞穂の二人の匠からなる素麺のブランドです。
昔ながらの「手延べ」、二日寝かせる「二日麺」、
さらにひき締めるために、蔵で1年寝かせる「古物(ひねもの)」を
特徴とした、コシのあるとても美しい素麺です。
とても手間ひまをかけて、じんわりと作られています。
どちらが作った麺かわかるように、
それぞれの名前がついたラベルが貼られ、
味の食べ比べも楽しむことができます。
ロゴの「イ」は
二つの麺が切磋琢磨し、
技を磨きあっている様子をイメージしました。
太い麺をどんどんと、細くしていく手延べの様子も
表現しています。
2月の初めに、撮影に伺いましたが、顔とれるんじゃないかというぐらいの寒さのなか、
黙々と作業される匠の姿にしびれました。
ずっと続けてきたこと、ずっと続けていくことの
何か凄みのようなものも感じました。
素麺がずらっと並んだ光景も圧巻で、美しく、
朝日を浴びた素麺は神々しくもありました。
詳しくはこちら。→手延べそうめんができるまで
するっと、胃袋へと消えていく素麺、
何ごともなかったかのように消えていく素麺。
それがあっしの仕事ですから、
と言わんばかりに夏とともに消えていく素麺。
今年の夏はじっくりと素麺に向き合いたいと思います。
とはいえ、関西の方以外にはあまり馴染みがないようですが、
「煮(る)麺」と描いて「にゅうめん」という
素麺を暖かくして、お出汁や、お味噌しるに入れて食べる食べ方もありますので、
夏以外にもしっかりと向き合っていきたいと思います。
「煮麺」は普通にありです。
「煮麺」をもっと普通に食べていただけるように
広げる方法はないものか。。